9月より間借り先が増え、製造に追われてなかなかブログを更新できず。
備忘録として、そして同じような境遇の方のためにも頑張って書いておきます。

開業して聞かれる質問ベスト3
①おすすめはどれですか?(もちろんフルーツサンドイッチのことです)
②どうしてフルーツサンドイッチ屋をしようと思ったのですか?
③やっていけるんですか?

②の質問はこのブログを最初から読んでいただけると粗方わかります。

今回は③の質問に対してです。
実はズバリこのことを聞かれたことは一度しかありません。
ただ、来訪する知人や友人
過去の仕事でお世話になった方
これまでの部下や後輩など。

ハッキリとは言われなくても、会話の節々で
「なんでこんなことやってんの?やっていけんの?」
と言いたいんだろうなーと感じております。

ズバリ言われたのはTVの取材の時です。
取材内容は、福岡のフルーツサンドイッチ特集だったんです。

でもディレクターさんが

「最後にひとついいですか?これでやっていけるんですか?」

と聞かれ、正直

『もうあなたよりきっと稼いでるよ!』

と言いたかったのですが、カメラ回されてたので

「なんとかかんとかやってます」

とありきたりな返事で返しておきました。

固定観念だと思います。
やっぱり店を構えて、一国一城の主として体裁を整えていないと
世間の視線は厳しいです。

ただ実際に自分が間借り営業を経験して感じているのは
固定費や借金の返済が無いので
利益体質にとてもなりやすいということです。

コロナ禍の今、この固定費そして何よりも従業員の人件費に悩んでいる
オーナーの方は多いと思います。
そんな心配は今のところ皆無です。

『小さく始めて、大きく育てる』

このスモールビジネスの基本に則り、コツコツと積み上げていくビジネスの喜びは
確かに爆発的な売上は無いですが、とても刺激的です。

やったらやった分だけしっかり自分に還ってきます。

ここで大事なのは
『大きく育てる』
という点です。

この意識を持って、次の一手を考えて行動に移せるか?は
間借りでも何にしてもとても重要だと捉えています。

逆に個人事業の店舗で、育てる意識が無いところは
かなり今は苦労してるのではないかと思います。

現状は十分に生活もできています。
サラリーマン時代と変わらぬくらいの生活はできるようになってきました。

でもまだ見ぬ世界に行きたい。

今月は売り先も増え、さらに利益は残せそうですが
自分がやりたいことはまだ先にあるため
コツコツ積み上げて成し遂げていきたいと思っています。

最初の話に戻ると
周囲がどんな目で見ようとも
友人や知人、親戚から心配をされても
自分の力や可能性を信じて、諦めずに取り組んでいれば
きっとその事業は育ちます。
というよりも誰かが見てくれます。
そのうち助けてくれます。

成長しようとしていない人に、成長の手助けをしてくれる人はいませんから。