銀行は経営者友人の教えから、
個人事業主なら信用組合か、地銀のそれほど大きくないところが対応がいいと聞いていたので
起業を決めてすぐにとある地銀に自己資金分を移動させていました。

資料はとりまとめていたため、その地銀へ伺います。

そして「今日一日で資料を確認させていただくので、明日ご自宅にお伺いします」と言われました。

自宅に来るのか?これは何かを確認しにくるのか?家の雰囲気とかまで見られるのか?
いろんな憶測をしながら次の日を待ちます。

翌日担当者が自宅に来ます。
何を見られるのかドキドキしつつ、融資の話へ。すると、

「資料は問題ありません。このまま提出可能です。
 但し、審査に時間がかかりそうです。
 もしかすると2ヶ月くらい期間がかかるかもしれません」と。

 

商工会議所に相談していた時は、通常で3~4週間と聞いていたので
2ヶ月はあんまりだろーとかなり憤慨しました。

しかし今考えると、これが銀行選択による差だったのかなと思っています。

 

と言われても、物件は仮申し込みしたし
不動産屋からは1ヶ月しか待てませんと言われてるし。

さてどうしたものか。

 

銀行の担当者は、他の銀行をあたるか、もしくは政策金融公庫に行くかの提案をしてくれました。

迷っている時間はなかったので急遽、政策金融公庫へ切り替える選択をしました。
(これも知識が当時あれば、両方同時にあたるべきだったのかなと反省しています)

 

さて、物件仮申し込みの猶予が迫っていますから
すぐに政策金融公庫の門をたたきます。

書類はある程度そのまま使えたものの、改めて書き直すものもありました。
そのまま横流しでいけるほど甘くはなかった。
あまりよくわからない協会の紹介状が必要だったり。
この辺りはもう少し簡略化できそうな気がしますけど。

それでも1日だけ時間を使って全ての書類を整えます。
書類を提出し、約1週間後に面接。それからまた1週間後に回答が来ます。

 

その回答が、また判断に悩むものでした。

 

…つづく