現在、福岡市内各地で移動の間借り販売をされている「名もなきサンドイッチ屋」さん。

お互いに同じような境遇ということからも意気投合し
6月20日(日)にコラボイベント「SANDWITH」を行いました。

六本松の「炭焼きダイニングブーケ」さんの店内で開催
久しぶりにリヤカーが出動しました
惣菜サンドイッチ×フルーツサンドイッチのセットで

異業種コラボってよく聞くんですが
同業種コラボって割と珍しくないでしょうか。

というのも同業種で実施しようとすると商品が重なるし
価格設定の課題もあるし
コラボしにくいことが多いんです。

今回は、名もなきサンドイッチ屋さんに<惣菜系のサンドイッチ>
当店WITH SANDWICHが<フルーツサンドイッチ>
という割り振りとしまして、2つを組み合わせたセットのみで販売を行いました。

当ブログは間借り営業の実情などを発信していく場なので
イベントの概要はこれくらいにしておきまして
このイベントの私としての目的は何だったかを書き留めておこうと思います。

この梅雨時期から夏場にかけてというのは
パン屋の売上が落ちるそうです。
当店はパン屋という認識は自分自身では無いのですが、想像するに
暑いと水分の少ないパンに食欲が湧かなくなるのではないかと思っています。

ましてや緊急事態宣言下です。
実店舗を持たず、夜の営業もしていない私たちのような間借り店にとっては
何の補償もなく、ただただ人の流れが減っているのを見守るしかないのです。

そんな中でも、営業をしている感を出していきたいと思いました。

そして今回は、中央区六本松というお互いに販売したことのないエリアで
どれだけ宣伝や集客ができるのか
ということにもチャレンジしてみたいという目的がありました。

結果的には目標の8割ほどの集客でした。
宣伝不足だったかと反省しています。
かなり悔しいんですが、これも挑戦のひとつです。
またこれを経験にして次に活かしていきたいです。

そして一緒にやっていただいた「名もなきサンドイッチ屋」さん。
私よりも一回り以上若く、行動力があって
次のステップもしっかり考えてありました。

私は販売先が増えたタイミングで、一年は製造に徹してみようと
やや引き籠った状況が続いていたので
大変刺激をいただきました。

そして久々に接客をしました。
やっぱりお客様と直接対話できるのは楽しいです。
本当はマスクを外してもっと話をしたい。

やっぱり仕事って人と人だなーと改めて感じました。
何かを得るときって結局、人からなんですよね。
WEBやSNSで表面的に情報を見ても、芯の部分は読み取れない。

はやく気兼ねなく人と話をしたい。

あ、最後に
「名もなきサンドイッチ屋」さん、とても素敵なサンドイッチ屋です。
ぜひ足を運んでみてください!