まだ間借り営業を始めて1ヶ月ちょっとですが、『旬』というものについてとても考えさせられています。

というのも、スーパーや他の八百屋さんで見かける果物が
GO-MARUさんではもう仕入れられないと言われるのです。

それはつまり
もう果物としての旬、一番おいしく食べられる時期を過ぎてしまった
ということなのです。

果物だけでなく野菜も、生産の技術はどんどん発達していて
昔は手に入れることができなかった季節でも
今は年中手に入ったりします。

また、輸入品の影響もあります。
気候の異なるエリアで生産されたものが日本に入荷してきます。

わかりやすい例として「イチゴ」がありますね。

WITH SANDWICHでは11月上旬の現在ではまだイチゴの商品は販売していません。
でも結構イチゴのサンドイッチは見かけるんです。
これはハウスで作られたものだったり、輸入品だったりということなんです。

イチゴの旬は春先です。
実際には国産イチゴは12月頃から出始めます。
でも12月は旬でないにも関わらず、イチゴの値がとても高い。

これはお察しの通り、クリスマスの影響です。
ケーキ需要が高まって値がものすごく上がります。

個人的にはフルーツサンドイッチといえば、イチゴは主役だと思っているので
扱いたい気持ちは山々なのですが
そこはグッと堪えて旬が訪れるのを待っています。

一番美味しい時期、美味しい「旬感」に
フルーツサンドイッチとしてお届けできるようにします。

食材を通じて、これが食べられる時期になったから春を感じる、と
季節の節目が判りづらい今の気候だからこそ
旬を大切にしていきたいと思っています。

なのでイチゴのサンドイッチはもう少しお待ちを!(笑)